日々希舎にっき |
「伊丹十三賞」受賞記念講演会 糸井重里氏によるトークショーのため、
糸井さんが松山にやってきました! このトークショー。 なんと、抽選900人無料ご招待なんです! 応募したところ… めでたく当選だったので、糸井さんに会ってきました。 せっかくなので、ちょびっと糸井さんのお話メモを↓ ※自分なりの解釈入ってます。 ・伊丹さんの「話し言葉」は、オレという人間を生かす場所をくれた。 落語が大好きだった糸井さんは、 文章を読むことよりも、聞くことに興味があった。 ー聞いたことを表現するにはどうすればいいか? その答えをくれたのが、伊丹さんの話し言葉の技術だったそうです。 例えば、「そんなこんなで」とかいう言葉は 書き言葉では不要な言葉ではあるけれども 情緒というか、“間”というか…その人の想いを表現するうえで必要な言葉なんです。 ・つまんないことをやっている自分を想像するとぞっとする。 糸井さんは、ほぼ日を始めるまで、「自分から進んでする仕事」ではなく「頼まれてやる仕事」が100% それが…自分のなかで“つまらない仕事”だった場合、 自分でどうにか工夫して、おもしろい仕事、自分の仕事に作っていきました。 ・“一人でもできること”を取り戻していった。 インターネットが普及し、 だんだん個人より、組織の力が必要とされる時代になってきたとき、 糸井さんは自分の力に対して大きな不安を感じていました。 実際、仕事も3回に1回はなかったことになってしまったりとか… そういうこともあったそうです。 そんなときに、まだ18ぐらいのキムタクと会ったのですが そのころのキムタクは 仕事が1時に終わって→家に帰って→買ったばかりの車に、道具を乗せて釣りに行く… という生活を送っていました。 …というのも、キムタクは「町のかっこいい男の子がやっているあらゆることをやりたい」と考えて過ごしていたから。 それがおもしろくて、 糸井さんは「この子がやること、全部を見て見たい。何かに誘われたら、全部のろう」と思い、 よくキムタクと一緒に釣りに行っていました。 そこで、“釣り”って1から10まで一人でできることなんだと気がついたんだとか。 糸井さんは、釣りをしながら“一人でも倒れない自分”を取り戻していきました。 ・“出し物”を考えるのが仕事 人って、おもしろいことを考えている生き物。 それは、文章だけに留まらずいろんなところで生かされるもの。 ほぼ日では、いろんなコンテンツがあるけど コンテンツ(もくじ・内容)は、糸井さんにとって「出し物」や「番組」。 それは文章に留まらず、手帳だったり、ハラマキだったり…ときには商品にもなったりする。 そんな出し物を考えて実行するのが糸井さんの仕事。 書きたいことがいつでも書けるインターネットがあるのは、ありがたいこと。 ・今、ここにいることがうれしい 「伊丹さんの軌跡があってこそ、今僕はここでしゃべることができる」 何においても、今自分が生きていてこうしていることは、ラッキーの固まり。 そんな想いは、ちょっとしたことで壊れてしまうこともある。 だから、「今、ここにいることがうれしい」と思えるよう、 努力をしている。 …などなど、ざっとしたメモですが こんな感じのお話を聞くことができました。 自分の仕事にも生かせること、 共感できることがたくさんあって、 とても勉強になりました。 インターネットをはじめ、「可能性」はいろんなところに潜んでいて それを見つけるきっかけは意外ななところにあったりして… まだまだ自分の人生も、 自分のやりたいことや、向いていることも これから見つけて行けるんだろうな〜 …という希望が漠然とわいてくる そんなトークショーでした。
by kerurunnkukku
| 2009-10-14 22:32
| 個人的なこと
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